総評
まったく、くだらない。
一体なにを考えて私に講評を依頼したのか。
あなた達は、「くだらなくする」を軽んじているのではないか。
「くだらなくする」、それは太平洋戦争末期、飢えと戦火の恐怖に苦しむ民衆に
せめてもの安らぎと娯楽を与えようと、創始者「村田源治」により考案された由緒正しき競技。
厳密なルールの中、選手の血の滲むような努力と日頃の鍛錬によってのみ、人々に感動を与える
神聖な競技なのです!
それをこのような…! ろくにルールも把握していない小僧によって汚されてしまった!
じつに不愉快だ!
『 「くだらなくする」はわが国の礎であり、希望である 』
第45代内閣総理大臣、吉田茂の言葉である。
君たちはこの言葉を噛み締め、二度とこのようなくだらない競技を行わないことを
肝に銘じて頂きたい!!
経済評論家 下柳敏夫